第1回太極拳教室終わりました。
昨日、見附市ふぁみりあにて第1回太極拳教室を開催しました。
コロナの影響でしょうか、参加者は少なかったですが、内容はかなり濃いものをお伝えできたと思います。
ところで、今さらなぜ太極拳と声高に叫ぶのか?
私の接骨院は、腰痛専門でやっています。ほとんどの患者さんが重い症状を抱えて来院されます。
その患者さんを診ていると、なんでここまでになる前に手を打たなかったのかなと疑問に思います。
背骨が湾曲し、あるいは後方に突出し、もはや筋肉の問題ではなく、骨の変形の問題にまで至っています。
なんでここまでとお聞きすると、仕事が忙しくて自分の身体の手入れをしている余裕がなかった、 子育て
が忙しくて、家事が忙しくて、自分のことまで気にかけている余裕がなかった、といった答えが返ってきま
す。しかし、仕事を退職し、お子さんやお孫さんから手が離れて、残ったのは回復できないまでの変形した
身体・・・・。
背骨、痛みが続いて、まともに歩くこともできない身体。
いったい、だれがこの責任をとってくれますか?
会社ですか?お子さんやお孫さんですか?
だれも責任など取ってくれません。
結局は、自分で自分の身体を守るしかないのです。
そういったときに、1日1回、太極拳をやる習慣があれば、この最悪の事態はまぬがれることができます。
太極拳には、多くの姿勢要求があり、それを守ることにより、日常的にも良い姿勢を保つことができるようになり、身体も動きやすくなります。
こんな時代だからこそ、道具もいらず、広い場所もいらず、一人でもできる太極拳こそ、必要になって
くるのではないでしょうか?
昔、小さな農村で始まった太極拳。
強盗、野盗から村を守るために編み出された武術です。
今、時代を越えて、自分の身体を自分で守るための手段として、未来の武術としておおいに普及すべきだと
考えています。
今、見附市は「ウエルネスタウン」として、市内外にPRしています。
太極拳教室も多く、講師の方も数多くおられます。
今こそ流派を越えて大同団結し、市民の健康を守るため、声をあげようではありませんか!