1番だけでいいんですか?
悩み事や気になることがあると、どこからふいに名前を呼ばれても気がつかない時がある。
そして気が付いて返事をするときも、はっきりと「はい!」とは言えない。
「えっ?」とか「ん~?」とか覇気のない、もたついた感じの返事しかできない。
そんな経験は、どなたでもあると思います。
いわゆる反応が鈍くなってしまうのです。
筋肉の反応にも同じことが言えます。
筋肉が弱かったり、硬くなっていたり、痛みがあったりすると力を出すタイミングが遅くなります。
これは無意識の反応であり、よほど全身が緊張していない限り、反応は出てしまいます。
どうしても人間は表面に出ている顕在意識には、はっきりとした感覚を持っていますが、潜在意識には自覚がありません。
なので、全身の筋肉の中で問題のある筋肉全てには、感覚が行き届かず、一番反応が強く出ている筋肉にしか脳は意識を集中できません。
2番目、3番目は意識にのぼらないのです。
しかし、腰痛などの場合、腰の痛みだけに意識が行って、肩や膝、あるいは首などの痛みは意識に無い場合があります。
しかし押されてみると激痛が走ったり、右の腰が痛いと思っていたのに、左腰も押されるとすごく痛い場合があります。
そうすると、意識に上っている部分の痛みや筋力を改善しても、今度は別のところが痛くなった、ということが起きるわけです。
これは、別のところが痛くなったのではなく、もともと痛かったのが、1番の右腰の痛みがなくなったので、2番目の左腰の痛みに意識が移ったというだけのことです。けして痛みが別のところに発生したわけではありません。
なので、1番だけの痛みを取ったり筋力を回復させても、2番、3番の意識の奥に眠っていた痛みや問題は消えてない。
そして、そのままにしておけば、また1番がぶりかえしてきます。
けっきょく、治療したその時はいけど、またもとに戻る、という現象が起きるのです。
または、1番は良くなったけど、こんど別のところが痛くなった、ということが起きるわけです。
最初から1番、2番、3番を見つけて、同時進行で痛みや問題を取り除いていければ、症状は治療を重ねるごとに良くなっていきます。
アプライドキネシオジーには、1番、2番、3番、いや、問題のある筋肉全てを検出し、改善させる技術があります。
みなさん、是非、この優れた治療法を受けてみてください。