開脚ストレッチ!カムバーーーーーック!
腰から足の太ももの外側にかけて痛みが出る。
これを、いわゆる坐骨神経痛と言うわけですが、坐骨神経はこんなふうに腰から足にかけてつながりを持った痛みを出しません。
腰の痛みは、腰の筋肉が血管を圧迫して、血管内部で痛みの物質が出ているからで、足の痛みは足の筋肉硬くなっていて、そこを通る血管を圧迫し、血流が悪くなって痛みの物質が出ているから痛みが出ているのです。
この症状を改善するためには、筋肉の硬さを取ればいい。
単純なことです。
腰の筋肉の硬さを取るためには、もっと普段から腰を起こせばいい。
足の筋肉の硬さを取るためには、上体を起こして姿勢をよくしておけばいい。
つまり、姿勢が良くなれば治るんです。
・・・・とはいっても、いい姿勢をつくるのは、そんな簡単なこではない。
そこで姿勢をよくするためにお勧めなのが、開脚ストレッチ。
一時、ものすごくブームになりましたよね。
本なんかも売れていて、書店の店頭でよく見かけました。
それが今では見る影もない。
ブームの怖さを知りました。
テレビでも紹介されて、私も、あそこまでできるようになったら凄い!と思いました。
だれでも床に身体がぴったりつくようになるなら、私も教えてもらいたいなあ~と思っていました。
しかし、一部の方は、それができたからって何?
という冷ややかな目で見ておられました。
私は、逆に、みなさんにやってもらえたら、坐骨神経痛も良くなるのに・・・・と期待をしていました。
開脚ストレッチの最大のメリットは、内転筋を伸ばして柔らかくすることです。
内転筋とは、内ももの筋肉です。
足を閉じるための筋肉。
この筋肉に力がなくなると、腰が丸くなり、足が外側に開き、足の外側が常に力が入っていて、いわゆる「坐骨神経痛」といわれる症状が出来上がります。
でも、坐骨神経とは関係なく、この症状は出来上がるのです。
これを解決するのが、開脚ストレッチ!
内転筋をストレッチして柔らかくすれば、筋肉は力を出しやすくなり、立っても足がしっかりと閉立ったじます。
閉じれば、足の外側の筋肉の負担も軽くなり、血流が戻ってきます。
開脚ストレッチの時に、しっかりと腰を起こして行うと、骨盤が締まります。
骨盤が締まれば、立った時に腰もしっかりと起きます。
腰がしっかりと起き、足が内側に締まって、まっすぐの軸を維持できれば、良い姿勢の出来上がり!
こうなれば、足腰の血流が良くなって、痛みの物質が消えていき、「坐骨神経痛」なるモノは消えていくのです。
なので、私は、今、声を出して言いたい!
「開脚ストレッチ!カムバーーーーーック」!