【公式】いしづき接骨院|新潟県見附市の接骨院

見附初!腰痛の痛みを解消するための接骨院『いしづき接骨院』

【営業時間】
月曜日~土曜日
午前|8時30分~12時30分
午後|14時30分~18時30分
【休業日】
日曜・祝日

老後の過ごし方。

私は今年62歳になる。

この歳になると、人生の終わりを意識する。

自分の人生が終わるまで悔いのない生き方をしたいと思う。

よく自己啓発本などに「明日死ぬとしたら今日何をしますか?その繰り返しで悔いのない人生が送れます」などと書かれているが、実際にはそんなふうには考えられない。

それが普通だと思う。

まして悔いの残らないようにするために、いろいろ考えだすことはできるだろうが、それを今日一日でやれなんて、無理に決まっている。

映画で、癌の宣告を受けた2人の患者が、病院を飛び出して世界一周旅行をするなんて話があったが、あまりにも現実離れしている。

それに、余命数か月の間に行きたいところに行ける人ばかりではない。

やり残したことがないように、やりたいことを箇条書きにして、ひとつひとつこなしていく。

そんなドラマもあったっけ・・・・。

みなさんは、死ぬ日がもしはっきりとわかっていたら、残りの人生をどう過ごすだろうか?

癌などの病気で余命宣告を受けていなくても、そろそろそいう人生の季節を迎えているというのは、だれしも感じるのではないか。

私は生きる目的を果たし終えて死にたいと思う。

しかし、私の生きる目的は何かと言われると、正直、よくわからない。

お金をかせいで裕福な暮らしをするのが目的か?

いろいろな趣味を楽しんで充実した日々を送るのが目的か?

いろいろなところに旅行に行き、美しい景色を見て、おししいものを食べ、温泉に入り、観光を楽しむのが目的か?

人生のいろいろな楽しみを見つけて、人生を味わい尽くすのが目的か?

ひとそれぞれあって当然だと思うが、なぜか私はそれらのいずれにもあてはまらない。

ピンとこない。

人生を味わい尽くして死ぬというのも立派な生き方だと思う。

しかし、私は死んだ後もなお周りの人たちの力になれるような生き方をしたい。

そう、いわば、生きる目的ではなくて、死んだあとの目的を果たすために老後を生きたい。

子供に自分の生きざまを見せること。

仕事で信念を貫き通すこと。

カッコ悪いところもだらしなくて弱いところも全部見せて、本当に手放したくないと思うもののために生きる。

それができれば、あとに残された家族にも、知人や友人にも力を与えることができるような気がする。

カッコつけすぎじゃないの?って?

実際にはカッコ悪いってこと、充分承知のうえで言ってます。