【公式】いしづき接骨院|新潟県見附市の接骨院

見附初!腰痛の痛みを解消するための接骨院『いしづき接骨院』

【営業時間】
月曜日~土曜日
午前|8時30分~12時30分
午後|14時30分~18時30分
【休業日】
日曜・祝日

あなたの真っ直ぐは、本当に真っ直ぐですか?

当院に来院される患者さんには、まず最初に「姿勢を見させていただくので、真っ直ぐ立ってみてください」とお願いする。

そうすると、いろいろな姿勢になる。

背中が丸くなっていて、ご自分でもわかっている人は背中を起こそうとする。

しかし、背中が起きないので腰だけ反らす。

そうすると背中が丸く、お尻が後ろに出る、いわゆる反り腰になる。

背中も丸く、腰も丸い人は膝だけ伸ばして、真っ直ぐに立とうとする。

しかも膝も伸びないので、頭だけ起こして真っ直ぐにしようとする。

こうなると、膝頭は前に、骨盤はやや上を向き、背中は丸いままで頭だけ上を向く。これはいわゆるおよび腰だ。

しかし、ご本人はまっすぐに立っているつもりだ。

足の位置も、左右とも同じ位置に立っているつもりが、右足がわずかに前になっていたり、左が前になっていたりする。

腰も最初から右に回旋していたり、左に回旋していたりする。しかし、顔はまっすぐなので、体も真っ直ぐになっていると思っている。

その他、自分でも意識してないのに左右の手の甲が内側に向いていたり、あるいはどちらかが内に向いていたりする。

ほとんどの方が、まっすぐ立つという自分の感覚と実際の身体の位置がずれている。

このように偉そうに言っている私も例外ではない。

このずれは、どうも年とともに大きくなっていくようだ。

人間の脳の中には自分の体の立体映像があるという学説がある。

この立体映像をもとに自分の体を動かしているらしい。

たとえば、自分の右腕が今どんな形でどの位置にあるのか、右足の位置がここにあるので、このくらい上げれば、地面のでっぱりをまたぐことができるとか・・・・。

この映像が実際の肉体とずれてくると、家の中で敷居につまずいたり、部屋のドアに指を挟んだり、箪笥の角に足の小指をぶつけたりする。

これを防ぐためには、一旦身体を強制的に物理的にまっすぐして、その感覚を脳に憶えさせる必要がある。

強制的に身体をまっすぐにするには、カイロプラクティックや東洋医学を使って筋力のバランスをとり、骨格の矯正をする。

その状態を日常生活の中で再現するために、ツボを刺激し、踵に身体のパーツが積みあがっていくための方法が必要だ。

これを一日の中で定期的に行うことによって、自分の脳内の立体映像が実際の身体と一致してくる。

それで動きやすくなり、ケガの防止にもなり、痛みや不調が改善されていく。

「真っ直ぐ立ってください」と言われてまっすぐ立てるということは、それだけ素晴らしいことなのだ。