みんなで笑って楽しく踊ることの効果
脳内麻薬エンドルフィンは、脳の視床下部と下垂体から分泌されるホルモンだ。
鎮痛効果に優れ、モルヒネの6.5倍の効果があると言われている。
また精神的な苦痛もやわらげ、ストレスを緩和してくれる。
このエンドルフィンはどういったこの場合に分泌されるか?
これは相手と同じ動き、たとえば踊りやダンスをするときに分泌される。
また、まわりの人と笑ったり、歌を歌ったりすると出てくる。
これは、一人でやるよりも2人以上でやったほうが効果があるようだ。
湿気が多くじめじめした梅雨時は、慢性的に痛みや病気を抱えている人は調子が悪くなる。
坐骨神経痛などで毎日痛みをこらえて頑張っている人もいるだろう。
こんな時は、外へ出かけて、カルチャー教室、サアークルなどに入って活動すると良い。
もちろん、体の無理のない範囲で、ヨガや太極拳、気功法などを習ったり、ダンス、エアロビなど、気軽に楽しめるものがいい。
そこで、知っている人がいたり、気が合う人と仲良くなったり、世間話で盛り上がって、笑い合ったりすると最高だ。
そしてみんなで同じ運動をすると、体の痛みもストレスも、エンドルフィンの効果で薄らいでいく。
この時期、一人で家にこもっているより、思い切って外へでかけよう。
心と体の健康を維持するために。