身体のみでもだめ。心のみでもだめ。
現代医学では、腰が痛ければ整形外科、鬱っぽかったら心療内科。
身体は身体の専門医に診てもらいます。
心は心の専門医に診てもらいます。
でもそれって本当に正しいことですか?
なかなか腰痛が治らない。
なかなか気分の落ち込みが治らない。
これって身体と心の問題を同時に解決しないと治らないんです。
なぜなら、人間の心と体はつながっているからです。
職場で嫌いな人のとなりに座って仕事をしていれば、肩が凝りますよね。
これって、肩にシップを貼って治りますか?
これを治すためには、隣の人から離れるか、隣の人が嫌いという思いを消さなければ治りません。
これは身体の問題は、同時に心の問題でもあるという証拠です。
人間の身体に現れる痛みは、心の問題がかかわっています。
当院では、日常生活において心が問題だと考えていることをあぶりだし、それを思い浮かべて
もらっている間、どの筋肉の力が抜けていて、どの筋肉の力が入りすぎているかをテストします。
つまり、精神的な問題がどの筋肉に影響を及ぼしているかを探し出すわけです。
そして、その筋肉に関わる内臓、あるいは経絡(気の流れるルート)から、メタファー(たとえ話)
の質問をします。
その質問は、非常に漠然としたもので、問題とは関係ないような事柄ですが、いくつかの質問に答え
てもらうことにより、その問題の答えに気が付くようになります。
その時、問題と思っていたことが実は問題ではなかったんだと気が付きます。
すると、その問題を思い浮かべているときに弱くなった筋肉に力が入るようになります。
問題が解決したわけではなく、問題に関する解釈が変わります。
自分の解釈、ものの見方が変わると、今まで抱いていたマイナスの感情がプラスに変化していきます。
隣に嫌な人が座っていて方が凝るという例をとると、メタファーの質問に答えていくと、その人を
なぜ自分が嫌いなのかということがわかってきます。そして、それはたいていの場合、相手が悪いので
はなく、自分の思い込みによって相手を悪者にしていたというとに気が付きます。
相手は自分のぎこちない態度や、無理にこちらに合わせようとする態度に反応しているだけで、最初から
あなたに対する態度を決めていたわけではないのです。
もちろん、この場合は、あなたの相手の言動にたいする解釈が、相手の態度を引き出しているのですから、
こちらの解釈が変われば相手の態度も変わります。
もちろん、こんな単純なケースばかりではありませんが、こういうケースはかなりあります。
メタファーを使うことにより、自分の解釈が変わり、その人の横に座っていて肩に緊張が出なくなり、肩こり
が消えていく。このように相手を嫌いという感情と肩こりが関係しているように、様々な感情が、あなたの
しつこい腰痛をひきおこしているのは充分考えられます。
当院では、このように筋肉と感情の関係を明らかにし、その両方にアプローチしていくことで腰痛を根本的に
解決していきます。
どこに行っても治らない、しつこい腰痛でお悩みの方は、是非当院の治療を受けてみてください。
お待ちしています。