筋肉の共同作業が腰痛を防ぐ。
腰痛の症状が出たばかりで、40歳代くらいの方なら,2~3回くらいの治療で症状は消えます。
あくまで私の過去の経験上での話ですが・・・・・。
若いときは筋肉がダメージを追っても回復力が早い。
たとえば、腰の筋肉のみを使って重いものを持ち上げる作業を繰り返しても、翌日筋肉痛になるくらいで済むでしょう。しかし、50歳代以上になると、そこから慢性的に痛みが残ってくる場合が多くなります。
スポーツを若い時から続けている人は、そうでもないかもしれませんが、普段運動の習慣があまりない人は要注意です。
身体にある一個一個の筋肉の筋肉の回復力が少ないため、回復する時間が長くなる。
長くなると姿勢が崩れるため、筋肉の緊張が始まる。
緊張しっぱなしの筋肉は血行が悪くなり、疲労物質が抜けない。
血行が悪くなると発痛物質が出て、脳が痛みを感じる。
ずっと腰が痛いままなので、姿勢が悪くなり、膝、肩にまで痛みが出てくる。
こうやって負の循環が始まる。
しかし、スポーツや運動をしている時間もない。
では、どうするか?
一個一個の筋肉の回復力が少ないなら、腰の筋肉の負担を他の筋肉に分担してもらえばいい。
重いものを持つときに腰の筋肉だけが負担を担うのではなく、お尻の筋肉、太ももの筋肉、膝まわりの筋肉、わきの下の筋肉、腕の筋肉など、複数の筋肉に負担を分担してもらう。
そうすれば、腰の筋肉を傷めなくて、疲労の回復も早い。
これからは、ひとつの動き、動作をするときに、複数の筋肉が協力して働くような動きを作っていけば良いのです。
その動きを作ることは、そんなに難しいことではありません。
私達、柔道整復師は、そんな動きの作り方を熟知しています。
是非、ご相談ください。