腰から膝にかけて痛い方へ~正座の効用
腰が痛い人は、膝も痛い場合があります。
腰から膝にかけて痛みがつながっているように感じる人もいるかもしれません。
膝の痛みも、膝の内側が痛い場合と、膝の外側が痛い場合、膝全体が痛い場合があります。
ケガの場合を除いて、膝の外側が痛い場合、太ももの外側が硬くなって張っています。
太ももの筋肉は、真ん中、外側、内側についていて、それぞれが膝のお皿を越えて脛の骨にくっついています。
つまり、太ももの外側の筋肉がつっぱっていれば、その筋肉がお皿を越えた時にお皿と筋肉の間に強いテンションがかかるのです。
それが続くと膝痛になります。
では、どうすれば、痛みが出にくくなるか?
正座がいいと思います。
正座をすると膝の関節が正しい位置になります。
膝の関節面が整います。
それに加え、太ももの筋肉のストレッチになります。
そうすると筋肉が緩んでくるので、膝のお皿との間にゆとりができます。
長くやる必要はありません。
軽く5分くらいやれば十分だと思います。
そのかわりこまめにやってください。
そして正座をし終わったら、足を伸ばして、足指をグーパー、グーパーしてください。
そうすると足の血流が一気に足の指に向かって流れだし、痛みや疲労物質が膝から洗い流されます。
また、正座をしているときに、腰をしっかり起こし、背筋を伸ばせば、姿勢が改善されて腰痛にもいいと思います。
正座は、膝痛治療に効果があります。
みなさん、試してみてください。
ただ、全ての人の膝に良いとは言えません。
靭帯を損傷した方や、人工関節が入っていたりすれば、正座ができるほど膝は曲がらないわけですから・・・・・。
そいいう方は、また別の方法もあります。
ご相談ください。