「歩く」って素晴らしい。
歩けるって大事なことですよね。
お仕事の時とかはもちろんですけど、買い物に行くとき、旅行に行くとき、足腰が痛いと、あきらめたりしませんか?
今、ネットが発達しているから、スーパーで買い物しなくたって、注文すれば届けてくれますしね。
旅行だって、旅先の風景とか、動画で見ることもできる。
一日中、家にいたって欲しいものは手にはいる時代です。
しかし、それでは、気持ちがふさぎ込んでしまう。
刺激が少なすぎるのです。
本を読む情報量より、動画で見る情報量のほうが多い。
動画で見る情報量よりも、実際の体験の方が情報量が多い。
脳にとっては、圧倒的に体験することの情報量が多い。
人は体験によって、視覚、嗅覚、触覚、圧覚、様々な感覚が刺激を受けます。
それに対して、脳の様々な部分が働き、筋肉、骨格にも指令を出す。
筋肉、骨格は、その指令に基づき様々な動きをする。
筋肉は動けば血流を促進し、骨は刺激を受けて丈夫になる。
脳、筋肉、骨、感覚、様々なものが活性化します。
でも、体験するためには、歩いて外へ出なければいけません。
でも、足腰が痛いから外に出れない。
身体は動かさないと、動けなくなります。
動けないから動かさない。
動かさないから動けない。
こんな負のスパイラルができあがるわけです。
この負のスパイラルを抜け出すためには、足腰が良くなるように、多少痛くても動かしたほうがいい。
そこからしか、解決の糸口は見つかりません。
そして、動かしながら治療をするのです。
動けば、血流がめぐって、筋肉に溜まった老廃物が流れていいます。
骨に刺激が行き、丈夫になれば、力が入りやすくなります。
少しでいいから、歩く努力をしていけば、脳が活性化して生きる気力がわいてきます。
そして、少しの間でも外に出かければ、もっと遠くに行きたいと思うようになります。
そうすれば、もっと前向きになります。
みなさん、とにかく一歩踏み出しましょう。