【公式】カイロプラクティック奏|新潟県見附市

見附初!腰痛の痛みを解消するための接骨院『カイロプラクティック奏』

【営業時間】
月曜日~土曜日
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午後|14時30分~18時30分
【休業日】
日曜・祝日

胃カメラ検査、決死の覚悟で臨んだ結果・・・・・。

最近、胃の調子が悪い。

なんていうと、人のここが悪い、あそこが悪いなんて偉そうなこと言ってるくせに・・・などと言われそうだ。

しかし、お医者さんでさえガンで亡くなる方もいる。

私の胃の調子が悪いくらい、ご容赦願いたい。

 

食欲はあるのだが、食べた後、むかむかしてきて胸やけがする。

気持ち悪くて一晩中眠れないこともある。

これは、ちょっとまずいかなと思い、近くの内科クリニックに行って診てもらった。

取りあえず胃カメラを撮りましょうと言われて、翌々日、すなわち今日、胃カメラを撮ることになった。

 

そうしたら、困った。

なんせ、胃カメラなんて生まれて初めてだ。

 

私の院に来られる患者さんから、「こないだ胃カメラ飲んでね、苦しかったぁ~」なんて聞かされていたので、ああ、そうなんだあくらいに聞いていた。

ところが、で、ある。

まさか、私が胃カメラを飲むはめになろうとは、夢にも思わなかった。

 

これは困った。

 

何が困ったかと言うと、私は、ほんの少し舌を押さえられただけで、「おぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!」となってしまうからだ。

そんな私が胃カメラを飲んで、そのコードがのどを通過するときにただで済むわけがない。

 

看護師さんによると、胃カメラでの検査は5~15分位かかるという。

そんな長い間、げぇげぇ、おぇおぇ苦しみながら耐えなければならないのか!

地獄だ!まさに地獄以外の何物でもない!

なんで私がそんなに地獄の責め苦に耐えなければならないのか!

とても耐えられる自信がない。

 

私がどんな悪いことをしたというんだ?

私は、犯罪を犯したのか?

だれかを追い詰めて傷つけたのか?

曲がりなりにも、自分なりにまっとうな人生を起きってきたつもりだ。

それが、なんで、こんな目に合わなければいけないんだ!

畜生!この世には神も仏もないのか!

 

青ざめた顔で看護師さんに聞いた。

「私は、ほんの少し舌を押さえられただけで、おえってなるんですけど、大丈夫でしょうか?」

すると彼女は春の海のような穏やかな笑顔でこう言った。

「だいじょぶですよ。安定剤も打ちますから、ふふふ。」

 

安定剤ってなんだ?

精神安定剤ということか。

精神的に落ち着けば、「おぇっ」てならないのか?

 

いやいや、私はごまかされないぞ!

「おぇっ」となる嘔吐反射は、反射だ。

だから、単純に刺激に反応するものだ。

精神が安定したからと言って、反射が収まるわけはない。

看護師さんのこの言葉は、私にとってなんの慰めにもならなかった。

 

検査の前の日の夜、夜中に目が覚めて不安で眠れなかった。

眠れないまま朝を迎え、とりあえず出かける前に院内の掃除を丁寧に行った。

もうまともな状態でここに戻ってこれないかもしれない。

検査への恐怖、悪い結果が出ることへの恐怖を抱えていた。

だから、せめて、私がいなくなったあと、仕事場が汚いようでは、世間のそしりを受ける。

私のプライドが許さない。

 

飛ぶ鳥あとを濁さず。

いままでの感謝を込めて、丁寧に掃除をした。

 

いよいよ、検査の時間が近づいてきた。

仕事場の玄関を出て上を見上げると、私の気持ちとは裏腹に、冬の澄み切った青空が広がっていた。

そのクリニックまで徒歩20分。

安定剤を使うので、車では来ないでほしいと言われていた。

 

晴れているとはいえ、身も凍るような冷たい風が、時折私の後頭部を突き刺した。

凍てつく寒さに耐え、クリニックの玄関にたどり着く。

「長い一日の始まりだ。」

つぶやきながら受付に向かった。

 

待合室は、それほど混んではいなかった。

少し待って名前を呼ばれた。

ついに運命のときがやってきた。

もはやジタバタしてもしょうがない。

覚悟を決めて検査室に入った。

 

まず看護師さんに渡されたのは、ピンク色のドロドロした液体が入ったコップだった。

これは、胃の中を見やすくするためのものだそうだ。

口に入れると、少し甘い。

変な味はしなかった。

次に「胃の動きを止めるための注射をしましょう」といわれて右の三角筋中面付近に注射をされた。

看護師さんは、「ちょっと痛いかもしれませんよ」と言ったが、それほど痛くはなかった。

次に小さな冷たいシャーベットみたいな小さな塊を渡された。

「これを口の中で溶かしてください。溶けたら飲み込んでもいいですよ。そうする口からのどにかけてしびれきますからね。」

こういわれて冷たいシャーベットを口に入れた。

そうすると、だんだん口に中からのどにかけてしびれてきた。

しかし、強い痺れではない。

喉の筋肉を弛緩させるもののようだ。

 

そこで、先生が来て、マウスピースをくわえるように言われ、左を下に横向きにベッドに横たわった。

左腕の血管に注射を打たれ、「はい、鎮静剤を入れますね~」と言われた。

すると体の力が抜けていくのが分かった。

 

そしていよいいよ胃カメラ投入。

 

案の定、私は「おえっ」となった。

ただ、なりはしたが、「おぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ」とはならず、「おえっ」で済んだ。
しかも、「おえっ」も苦しい感じではなく、ただ一瞬、反射しただけみたいな感じだ。

あとはウトウトしているあいだに検査は終わった。

 

よかった。

本当に良かった。

 

看護さんが、「薬が切れるまで少し寝ていてください」と言われたので、安心して眠った。

それから1時間半くらいたって、先生から説明を受けた。

「どこにも異常はないですね。まだ調子が悪いようならお薬出しておきましょう。」

さらにほっとした。

 

初めての胃カメラ。

決死の覚悟で臨んだ今日だったが、苦しくもなく異常も見られなかった。

あああ、これで私の日常が戻ってくる。

心の底から安心して帰路に就いた。

 

いい経験だったと思う。