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見附初!腰痛の痛みを解消するための接骨院『いしづき接骨院』

【営業時間】
月曜日~土曜日
午前|8時30分~12時30分
午後|14時30分~18時30分
【休業日】
日曜・祝日

新しい時代

世の中でおきていることには、全て意味がある。

 

この言葉を目にして否定する人はほとんどいないと思うのですがいかがでしょうか?

私は、この長引くコロナ禍にも意味があると思います。

それは時代の変革を促すもの・・・・だと考えます。

 

昭和の時代は、とにかく働いて、稼いで、やればやるだけ儲かった。

会社も終身雇用で、その社員を生涯養うだけの力があり、社員も滅私奉公で、家庭を顧みずに働くことが美徳とされていた。

平成になり、バブル崩壊を経て、会社には、もうその人を生涯養うだけの力がなくなり、フリーター、派遣社員など、正規雇用を望まない人たちも出てきた。

それでも、企業はコスト削減し、価格競争に熱を上げ、簡単に社員をリストラしたり、使い捨てのように従業員を扱っていった結果、労働者の会社に対する信頼感がなくなった。

令和に入り、コロナ禍となって、もはや会社は価格競争する余地も無くなり、倒産、廃業が相次いでいる。

人々は感染を恐れ、外出を自粛し、そのおかげでさらにストレスが溜り、精神的にも肉体的にも病んでいる人が多くなっている。

世界的に経済は疲弊し、人々は消費活動に益々消極的になって、さらに経済が疲弊していく。

 

しかし、一方では、今まで疎かにされてきた衛生管理を、個人も企業もしっかりとするようになった。

人々は内にこもるかわりにネット、通販を多用し、企業もそれに対応するようになった。

仕事も、一部の企業で行われてきた在宅ワークが、多くの企業で行われるようになってきた。

会議もセミナーも、自宅にいながらオンラインで開くことができるようになった。

個人のコミニュケ―ションの手段も、メール、LAINEの他にオンラインで会うということが追加された。

そこにビジネスチャンスが生まれ、これからはオンラインビジネスが主流になっていくでしょう。

 

また、たとえこのコロナ禍が収束しても、ウィルスは進化していきますので、また同じことが起こりえます。

ワクチンも薬も効かない感染症に備えるライフスタイル、これが未来のライフスタイルになるでしょう。

 

こうなると、企業も社会も医療も薬も自分を護ってくれない社会をどう生きるか?これが今後の重大な課題となっていきます。

 

これに関する答えの一つとして、私は「自己責任モデル」の社会ができるのではないかと考えています。

 

今、現在、私の治療院に通ってきている患者さんは、年配の方が多いので、昭和を懸命に生き抜いてきた方たちが来院されています。

仕事をリタイヤし、仕事はしなくてよくなったが、腰が痛い、足がしびれる、長く歩けない・・・といった症状を抱えて来院されます。

その方たちの以前のお仕事内容を聞くと、やはり、そのお仕事用のお体になっていて、そのまま固まってしまって元に戻らないという方がほとんどです。

やっと、退職して、これから自分の好きなことをやったり、温泉に行ったり、旅行に出けて老後を楽しもうと思ったのに、あまりに腰が痛くて、歩けなくて旅行どころではない。

でも、これってお仕事で無理な姿勢や動きをし続けた結果、こうなったのであって、仕事のせいでもあり、それをやらせた会社のせいでもあるわけです。

しかし、会社が責任をとってくれるはずもない。

一生懸命、会社のために働いて、引退したら痛い腰、しびれた足だけが残った。

引退してからの人生は長いです。

最近は特に長くなりました。

これからの人生、腰痛と痺れに苦しみ、それで一生を終えるなら、これほど馬鹿馬鹿しいことはありません。

 

そして、これからの若い世代は、その様子を見ています。

会社に生涯を捧げてがんばっても、結果、これでは馬鹿馬鹿しいと思うわけです。

まして、定年離婚など見るにつれて、仕事でお払い箱になった挙句、奥さんにも捨てられ、自分の身体も痛い。

こんなことを若い世代は見ているわけです。

 

これからの若い世代は、自分の身体、自分の家庭、自分の仕事は自分で守らないと生きていけないと思うでしょう。社会も会社も医療も、自分が考えなしに頼っていい存在ではないということがわかれば、全ては自己責任で、自分も家庭も守っていかなければならないと思うでしょう。

これからの時代は、このような世代が生きる「自己責任モデル」の社会になるでしょう。

自分の責任で自分の身体を守り、自分の責任で家庭を守り、自分の責任で働いていく。

そのために社会を利用し、医療を利用し、企業を利用していく時代。

そして、そういったライフスタイルを応援することによってビジネスチャンスを広げていく時代。

 

これが新しい生活スタイル。

新しい令和の時代だと考えます。