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KKカイロプラクティック整体本院


変形性膝関節症

症例集―膝関節(変形性膝関節症)

80歳代の女性患者さん

主訴:右膝の階段の昇降時痛、歩行時痛、膝の腫れ、左膝の時々の痛み

経過:自宅が鉄筋コンクリート製の3階建、2階で生活しており、どうしても階段の昇降しなければならない。階段の昇降時に痛みでやっと昇降している毎日、3年前に整形外科で変形性膝関節症の診断を受け、腫れると関節の水を何回か抜いてもらった。痛み止めを長期服用していたが、胃の調子の悪くなってきたため、痛み止めは現在服用していない。時々、左膝も痛みが出る。

整形外科医から安静にするようにいわれ、曲げることはしないようにしてきたそうです。身長は160cm位、体重は70kg位で体格のいいおばあさんで、「もう少し痩せればいいんですけどねぇ」「歳ですからねぇ」と半ば諦めているような口調で話してくれます。ある整形外科の先生から「歳だもの」と耳打ちされたそうです。

症状:右膝関節全体に少し腫れがあり、屈曲は100度程度しか曲がらない。日によって膝の裏側に痛みが出たり、膝のさら周辺に痛みが出たり、内側に出たり痛みの場所は変わる。左右下肢の筋肉の差はない。

治療:当院の段差を階段に見立てて、昇降をしてもらって、痛みが出ることを再現してもらう。その後、経筋療法で足背にあるツボに銀粒を貼って、同じ昇降をしてもらったところ、瞬時に痛みが軽減し昇降がたいへん楽だと不思議がられる。私達施術者側でもやっぱりこの現象を目の当たりにすると驚きです。

しかし当院ではこのような現象は特別めずらしいことではなくなっています。この経筋療法を取り入れ臨床数を積み上げ、良好な成績が出るようになっています。変形性膝関節症と診断されたいへんな不自由をしておられる患者さんに知っていただきたく、ようやく本日、ブログアップしました。

当院の膝関節治療の考え方

60歳代の人で、膝の問題が出て整形外科等の医療機関でレントゲン検査を受けると、個人差はありますが、例えば20歳代の患者さんと比較すると、必ず関節の隙間は減少しています。隙間が少なったということは、膝関節の軟骨が、使い減りによるすり減りが起きているということです。程度の差はあれ必ずすり減りは起きています。特別、膝関節だけにすり減りが起きているかと言えばそうではなく、他の関節でもこの現象は発生しています。

正しく老化です。髪の毛が白くなったり、皮膚にシミがでたり、しわが多くなったり、いろいろな老化現象があります。しかし軟骨のすり減りだけがなぜか痛みの原因といわれ、痛みの元ということになっています。老化は痛みをけっして出しません。白髪が痛みをだしますか?シミが痛みを出しますか?そもそもひざ軟骨に痛みを感知するセンサーがありますか?80歳代になり、使い減りかなり進み、レントゲン写真に写る関節の隙間は誰でもほとんどありません。

もし膝関節軟骨に痛み神経のセンサーがあるなら、80歳以上のお年寄りは皆さん全員が、膝が痛くて歩けなくなっているでしょう。しかし膝に痛みが出ているお年寄りは一部です。もう一度確認しておきますが、膝関節の軟骨のすり減りは痛みの元ではありません。

では膝部位の何が痛みを発生させるのでしょうか?

膝痛.jpg

膝関節の周囲にある筋肉大腿骨と下腿骨をつないでいる靭帯です。いわゆる軟部組織です。さらにじん帯や腱の症状が進むと腫れが出てきます。そうなると膝関節をくるんでいる関節包の内側には痛みセンサーがたくさんあり、このセンサーのスイッチがオンになります。膝関節の上側が見た目にも分かるくらい腫れます。

この段階になると夜間痛も安静時痛もあり、整形外科で水を抜いてもらったことがある患者さんはたいへん多くいます。これらの骨以外の軟部組織には痛みを感じるセンサーが付いています。このセンサーに刺激が加わるとスイッチが入り、その信号は脊髄神経を上向し、脳で痛みを感じます。

ではなぜ痛みのセンサーにスイッチがはいってしまうのでしょうか?
 

膝関節には上体の重さを左右の膝関節で受け止めています。お歳と共に背中が丸くなり骨盤が後ろに寝てきます。このような人は左右の膝が割れて、膝頭が少し外を向き始めます。下肢の正常な軸線がくずれます。この状態では大腿骨と下腿骨の捻じれが出てきます。下肢の正常な軸を維持できません。この関節の捻じれは膝関節回りの筋肉、靭帯を常時緊張させてしまいます。結果、緊張させられている筋肉靭帯の痛みセンサースイッチがオンになってしまい、膝の痛みとして感じるようになります。

骨盤を起こすとこの現象は解消されますが、姿勢の変化は膝の痛みとは関係があるとは誰しも考えません。身体全体のバランスの崩れを修正すれば膝関節のねじれが解消され、正常な下肢の軸線が戻り、膝関節周囲の筋肉、靭帯にある痛みセンサースイッチはオフになります。

 

レントゲン写真に写しだされる画像は、恋像的な結果だけしか写しだせません。原因ではありません。原因は他にあるのです。結果にアプローチしても治りません。変形性膝関節症の根本にアプローチします。

当院は腰専門ですが、いろいろな関節部位の痛みは全体のバランスの崩れから、たまたま膝関節であったり、肩関節であるのです。本当にたまたま一番負担のかけてしまっている関節が痛みを出しているの過ぎません。体の体幹部、腰の施術をすると変形性膝関節症が良くなったり、四十肩や五十肩がなおるのは、当院では当たり前と考えています。

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